筋肉を知る、その2

2016.09.21 Wednesday

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    骨格筋の働きの一つは姿勢の保持ですね。

    解剖学的に言うと緊張性収縮。

    体に動きは生じないが一部にわずかな筋繊維だけが短くなり、適度な緊張によって体が支えられます。

     

    正しい姿勢がなぜ良いのか?

    筋肉、腱、靭帯、関節に与える負担が軽減される。

    反対に悪い姿勢はそれらに負担を与え疲労しやすく、部位によっては変形を引き起こしてしまいます。

     

    正しい姿勢とは?

    ロルフィングでは、体の中を重力がまっすぐ通り抜けるバランスを言います。例えば、猫背の場合ですと背中が丸く前に倒れて肋骨が押しつぶされたようになり内臓を圧迫します。そこに重力と体の重さがかかり負担となります。また、筋肉運動がなされないと適度な緊張が働かず筋肉が眠った状態になり体が重くなってきます。

     

    体を緩めればすべて良くなるというような宣伝文句を良く見かけますが、適切ではないように思います。重力に反して体を立たせるためには、筋肉の適度な緊張がないと体は重く動きにくくなります。緩めるところ、適度な緊張が必要なところ、両方が必要です。

     

    ロルフィングでは、その正しい姿勢を作るために緩めるところ、適度な緊張が必要なところ、重力が体を通り抜けるバランスを体感し体と頭で理解ができるようになります。本で正しい姿勢の理屈を読んでも自分の体でそれを再現するのはなかなか難しいですね。百聞は一見に如かず、というように体感が何よりも正確に体に入ってきます。